『旧』 本の虫通信

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  • 10月の本の虫

毎回10人前後の方が本を紹介してくれるのですが、読んだことのある本ってなかなかないんですね。

読書離れ、出版不況といわれて久しいですが、年間約74,000冊の本が出版されているそうです。(2010年

さもありなん、というところですが、一方では僕の好みの問題も大きいのかなぁと思います。
しかし、毎回新鮮な気持ちで参加できるのは楽しいです。

10月の本の虫は以下の本が紹介されました。
普段のチョイスでは巡り会えないであろう本をたくさん紹介していただきました。


それ行け!! 珍バイクそれ行け!! 珍バイク
(2012/05/07)
ハンス・ケンプ

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種子のデザイン―旅するかたち (LIXIL BOOKLET)種子のデザイン―旅するかたち (LIXIL BOOKLET)
(2012/04/18)
岡本 素治、小林 正明 他

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ショートソング (集英社文庫)ショートソング (集英社文庫)
(2006/11/17)
枡野 浩一

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紙の民紙の民
(2011/07/26)
サルバドール プラセンシア

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まばたきとはばたきまばたきとはばたき
(2011/11/10)
鈴木康広

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平凡倶楽部平凡倶楽部
(2010/11/30)
こうの 史代

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物物物物
(2012/07/30)
猪熊 弦一郎、ホンマ タカシ 他

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ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)
(2006/04/07)
辻村 深月

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インドの大道商人インドの大道商人
(1990/11)
山田 和

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言葉の力言葉の力
(2012/06/16)
PHP研究所

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阪急電車阪急電車
(2008/01)
有川 浩

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江戸三〇〇藩 最後の藩主 (光文社新書)江戸三〇〇藩 最後の藩主 (光文社新書)
(2004/03/17)
八幡和郎

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トラが語る中国史―エコロジカル・ヒストリーの可能性 (historia)トラが語る中国史―エコロジカル・ヒストリーの可能性 (historia)
(2002/07)
上田 信

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ゴミが降る島―香川・豊島 産廃との「20年戦争」ゴミが降る島―香川・豊島 産廃との「20年戦争」
(1999/05)
曽根 英二

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はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))
(2000/06/16)
ミヒャエル・エンデ

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すずすず
(2001/06/23)
千葉 すず、生島 淳 他

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  • 「コミュニティデザインの時代」そして岡山県知事戦


コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)
(2012/09/24)
山崎 亮

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読みました。

山崎さんの本はこれまでも何冊か読んできましたが、この本が一番良かったです。

山崎さんのテーマは、一貫して「作らないデザイン」です。
今回は、人口減少、少子高齢化の先進国としての社会デザインという考え方が新鮮でした。
いつの間にか、経済成長とか人口増加が当たり前で、後退=悪いこと、という考え方を植え付けられていることに気付きました。

きちんと向き合って相応しい社会を作ることが大切だなと。

さて、明日、28日は岡山県知事戦です。
僕は明日は用事があるので既に期日前投票に行ったのですが、この本を読んで改めて投票に間違いはなかったなと感じました。

有力候補は、「民間の経験」を全面に出しています。もちろんそれも大事でしょうが、岡山県知事に一番必要なのは現場に対する共感力と問題解決力だと思います。

飛躍かもしれませんが、経済性を追い求めると、行くつく先は原発の再稼働であり、弱者の切り捨てだと思います。

地域の希望を取り入れた政治を期待して、結果を見守りたいと思います。

作らないデザインの考え方がについては、以下もオススメです。


コミュニケーションのアーキテクチャを設計する―藤村龍至×山崎亮対談集 (建築文化シナジー)コミュニケーションのアーキテクチャを設計する―藤村龍至×山崎亮対談集 (建築文化シナジー)
(2012/07)
藤村 龍至、山崎 亮 他

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  • 閑谷学校へ

個人からはじまる社会変革、おまかせ民主主義から脱却しよう!:岡山県知事選もあることだし、主体的に考えてみよう

に参加しました。

目玉の一つは、伊勢谷友介さんが閑谷学校に来る!ということで、もちろんそのことにも興味津々だったわけですが、伊勢谷さん率いるリバースプロジェクトの「クラウドガバメント」「Goverment2.0」、「個人の変化」といったキーワードもすごい興味があったので参加しました。
なぜ興味があったかというと、最近、「Reseach Data Management」について調べていて、研究の過程で発生するデータを如何に管理・共有して次の研究に役立てるか、という根本の考え方がクラウドガバメントと近いものがあると思ったからです。

 イベントでは政府・地方自治体が持っている情報をオープンにして、社会の問題点を大衆の力でビジュアル化しようといったクラウドガバメントの理念の話に加えて、岡山でその問題点の答えを求めて実際に活動している方々の実践の話も聞けて非常に濃い内容でした。

ただ一番聞きたかった、個人が主体的に関わる(直接行動する)にはどうしたら良いか、という部分が自分の中では消化できませんでした。(この意味ではOkayama Share Project の可視化と寄付金の話がとても興味深かったです)

ところで今、ミヒャエル・エンデの対談本を読んでいるのですが、その本の内容と今日の話の内容、未消化の部分がたまたま合致していました。


芸術と政治をめぐる対話芸術と政治をめぐる対話
(1992/11/12)
ミヒャエル・エンデ、ヨーゼフ・ボイス 他

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ヨーゼフ・ボイスとエンデの対談なのですが、その中で

ボイスは、人間はみんな社会芸術家たるべきで社会をよくするためにクリエイティブ性を発揮しなくてはならないと主張し、一方でエンデは理想としては素晴らしいが現実的ではないと批判します。エンデは社会芸術家(=すべての人ではなく職業として芸術家)に対して時代に合った理想像を示すことにクリエイティブ性を発揮することを期待する、そうすることでその他の一般の人々が正しい道を選ぶことができるようになるはずだといった意味のことを主張していると思います。

 改めて未消化の部分について考えてみたんですが、今日のイベントとエンデの考え方を合わせたら自分なりの方向性のようなものが見えるような気がしました。

 クラウドガバメントの効果で社会の問題点を可視化する、そして可視化された問題点について詳しい人が集まって解決方法を議論する(今日のようなイベントであり、さらにWeb2.0的に)、解決方法が決まるとそれを実践できる人が集まって実行する。つまり問題を明らかにする人(と仕組)、解決方法を明らかにする人、それを実行する人を分ける。解決方法を考える部分が一番難しく、かつキーとなる部分だと思うので、ここに集合知を集結し最低限の方向性を示しつつ、芸術家のデザイン指向で解決方法を示してもらえると、僕のような普通の大衆でも行動がしやすいのかもしれないと思いました。

 たぶん今の政治家に求められているのはこういう社会芸術家的な能力なのでしょう。
 誰もが得意とするものがあると思うので、それを求められるに応じて社会貢献に生かすことができるならば素晴らしいことだと思います。


ちなみに今日のイベントに関して、オープンガバメントの仕組み等については


「統治」を創造する 新しい公共/オープンガバメント/リーク社会「統治」を創造する 新しい公共/オープンガバメント/リーク社会
(2011/12/21)
谷本 晴樹、淵田 仁 他

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集合知と政治の考え方については


一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
(2011/11/22)
東 浩紀

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が分かりやすいかなと思います。

  • 9月の本の虫

9月に紹介された本です。

久しぶりに小説がたくさん紹介された回でした。
僕が紹介したのは、「独立国家のつくりかた」でしたが(紹介は次の機会に)、部長は「社会派好き?」なんて言われたので、次回は小説を紹介するぞと誓いました。(まぁ、社会派好きですけどね。)
しかし、前回、前々回と小説を紹介したはずなんだけどなぁ、印象が薄かったか。

楽園のカンヴァス楽園のカンヴァス
(2012/01/20)
原田 マハ

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女が嘘をつくとき (新潮クレスト・ブックス)女が嘘をつくとき (新潮クレスト・ブックス)
(2012/05/31)
リュドミラ ウリツカヤ

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TOKYO美術館2012-2013 (エイムック 2330)TOKYO美術館2012-2013 (エイムック 2330)
(2012/02/16)
不明

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さんさん録 (1) (ACTION COMICS)さんさん録 (1) (ACTION COMICS)
(2006/03/11)
こうの 史代

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男らしさの社会学―揺らぐ男のライフコース (SEKAISHISO SEMINAR)男らしさの社会学―揺らぐ男のライフコース (SEKAISHISO SEMINAR)
(2006/05)
多賀 太

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日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)
(2007/02)
篠田 謙一

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レベッカ (上巻) (新潮文庫)レベッカ (上巻) (新潮文庫)
(1971/10)
デュ・モーリア

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室生犀星集 童子―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)室生犀星集 童子―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)
(2008/09/10)
室生 犀星

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独立国家のつくりかた (講談社現代新書)独立国家のつくりかた (講談社現代新書)
(2012/05/18)
坂口 恭平

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四十九日のレシピ四十九日のレシピ
(2010/02/16)
伊吹有喜

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ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)
(2003/10/17)
高野 秀行

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世界幻想文学大系〈第22巻〉ファンタステス (1981年)

お姫さまとゴブリンの物語 (岩波少年文庫 (2097))お姫さまとゴブリンの物語 (岩波少年文庫 (2097))
(1985/10/08)
ジョージ・マクドナルド

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