『旧』 本の虫通信

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Author:zono
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 『本の虫』は好きな本の紹介を通して、コミュニケーションをする読書クラブです。
 岡山市内で、月2回(平日夕方と休日お昼)活動しています。

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  • 5月の本の虫

本の虫は、毎回、特定のテーマは設定せずにやっています。
一度テーマを決めてやってみたい気もするのですが、参加者が紹介したい本を自由に持ってくるのが魅力の一つだと思うので。

しかし、参加者の本のテーマがかぶることもあるのでおもしろい。
今回の裏テーマは「悩み」でして、悩みに関する本が3冊紹介されました。





  • 「大正時代の身の上相談」と「まっとうな経済学者のお悩み相談室」は割とゆるくてユーモアのある本で、「悩む力」はちょっと固めくてマジメな本です。

    ボクが特に興味を持ったのが、ゆるめの2冊です。
    昔も今も恋の悩みが多いのは変わらぬようで、
    「大正時代の身の上相談」は、時代性を反映した固めの相談文と精神論を重視しがちの回答、それに対する現代の視点での「つっこみ」がおもしろいです。
    一方、「まっとうな経済学者のお悩み相談室」は、悩みに対して経済理論で回答し、最終的に残る煙に巻かれた感が好奇心をそそりました。

    さて、今回ボクが紹介したのは、

    スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)
    (1978/12)
    カート・ヴォネガット・ジュニア

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    です。
    ボクは特に好きな小説家が二人いるんですが、そのうちの一人が、このカート・ヴォネガットです。
    ヴォネガットの小説はSFに分類されることが多いです。
    SF的な内容ももちろん好きなのですが、文章の中に感じられるヴォネガットの思想、ユーモアたっぷりの現代批判が大好きです。心に響く言葉も多いんですね~。

    「スローターハウス5」はヴォネガットが経験した第2次世界大戦のドレスデン爆撃を舞台にしています。悲劇的な内容をユーモアを交えて、しかし、しっかり批判して描き出すところがすごいと思います。ちなみに、「スローターハウス5」は第5食肉処理場で、この小説で捕虜が収容された施設のことです。

    ヴォネガットの小説には毎回おなじみの(名前の)人物が登場します(代表的なのは売れないSF作家のキルゴア・トラウト)。この小説ではおなじみの名前が一同に登場する点でもお勧めです。

    スローターハウス5 [DVD]スローターハウス5 [DVD]
    (2009/05/13)
    マイケル・サックス、ユージン・ロッシュ 他

    商品詳細を見る


    DVDもオススメですよ~。

    そして今回借りたのは

    字本―A Book of Letters and Characters字本―A Book of Letters and Characters
    (2009/12)
    廣村 正彰

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    です。最近「文字」とか「言葉」について、ちょいとかぶれていまして、どストライクの本でした。




    今回の参加者は16人でした。みなさん、ありがとうございます。
    パッションフルーツソーダをおいしくいただきましたっ。
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