『旧』 本の虫通信

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  • 俺のものは、俺のもの?



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  人間の条件 : そんなものはない 
立岩 真也 著 イースト・プレス 2011.7

 『「できる」か「できない」かで人間の価値が決まる。できれば、多く取ることができる。―そんなこの世のきまりや価値が、正しい理由はない。だったらなぜそうなっているのか、そしてどうするのか、社会は人は、どうあれるのか。おとしまえをつけねばならない。―泣く子も黙る「生存学」のたおやかな巨匠が、はじめてやさしく語り尽くす。 』


『お前のものは俺の物、俺のものは俺の物』とは、かの有名なジャイアンが宣ったセリフですが、前半部分はともかく、後半部分に疑問を持つ人はいないのではないでしょうか。

しかし、この本を読んで、今まで当たり前に考えていたこのことを、やさしく、でもはっきりと否定されました。
そんなことには根拠なんかないんだと。

本書では人間が生きていく上でベースとなる部分、「必要最低限」は平等にシェアしようという考え方が示されています。
すべてを消化しきったわけではないですが、この考え方が今後はより重要になるのだろうと感じました。

周りを見ればいろいろなものを分け合っている人がたくさんいることに気付きます。
モノだけではなく、仕事だって時間だって。
自分一人ができることより、自分で何でも抱え込むより、みんなができるようになった方が、世の中うまく廻るでしょう。

そういえば今年の目標は、

『時間にゆとりを持つこと』、
『無駄な所有物を増やさないこと』

でした。(気を付けないとすぐ頭の片隅に追いやられる)

『時間にゆとり』 は、特に子育てを考えての目標でしたが、今年の目標はシェアの考え方に通じるものがあると思います。

『自分ができること』に執着すると欲が出てきてセカセカしてしまいます。
そういう欲は必要以上に出さずに、精神的な意味で生活に余裕が感じられるようになりたいです。

そして、可能な範囲で自分もシェアの輪に積極的に関わることをもう一つの目標にしたいと思います。
図書館に勤めているものとしては、図書館でシェアできるものをもっと拡大して考えていきたいですね。
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